新の新しい人生経験メモ

新が大人になって行くまでの経験ログです

CHI2021 Student Volunteerを経験した話

CHI2021にて Student Volunteer(以下、SV)を経験しました。

chi2021.acm.org

その時の経験を綴りたいと思います。

 

応募までの経緯

学部3年次の秋に研究インターン先のメンターの方がSVを勧めてくださりました。以前から知り合いがSVに参加していたりと興味はあったものの、自分にできるのか?という不安もあり手を出せずにいました。しかし、学会参加費用がタダになり海外のコネクションを作れる貴重なチャンスだと思い、応募することにしました。

 

応募の際に、志望理由や自分の能力に関する簡単なエッセイを提出します。そして私はCHI2021プログラム委員会であったメンターの方に推薦して頂きました。

倍率はかなり高く(今年のCHIは約8倍という噂)、特にSV経験が無い人が申し込むと普通に落ちてしまうので推薦の制度を活用するのは重要だと思います。学会の委員会は大学の先生や企業の研究者に多くいるので、コネクションを作って思い切ってお願いしてみるのもアリなのかと思います。

 

応募してから数ヶ月後、採用メールが届きました。

ちなみに迷惑メールに分類されていたので気づくのが少し遅くなりました。期限内にメールを返信する必要があるのですが、どうやらこれに気づかず機会を逃してしまう方が意外と多いらしいです。

 

学会期間中の出来事

 SVチームは主にSlackを経由して連絡を取り合います。運営が提示するマニュアルに従って割り振られたタスクをこなしていきます。

自分のタイムゾーンにあった好きな種類のタスクを選択できるので、無理にタスクを強制されることは決してありません。私自身、CHIのStudent Research Competitionの発表があったのですが、SVタスクとの時間の使い分けは問題なく行うことができました。

 

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CHI SVマスクとハッピがタダで貰える

 

色々な種類のタスクをやってみましたが、正直、英語が喋れないとかなり厳しいということを実感しました。SV中のタスクはほぼ全て英語で行われます。正直、英語はある程度喋れることが前提の認識としてあります。

実際私自身もそれで苦労しました。字幕があったり、聞き返しやすい環境だったのはオンラインならではの利点だったと思います。

 

CHI終了後にはオンラインでSV Partyが行われ、ゲームをしたり、雑談をしたりと仲良くなる機会が設けられていました。

その他にもCHI Japan Partyに参加し、CHIに参加していた日本人の発表者の方々とも交流することができました。トップリサーチャーとして活躍する方々と交流できるのは中々無い機会だと思います。

 

最後に、CHI2021のSVを通して海外の同世代の学生と関わることができ、また学会運営側を知ることができたようで、非常に良い経験となりました。