CHI2021 Student Research Competition に参加した話_後半
この記事は以下の記事の後半になります。
CHI開催期間中についての記録です。
前半記事で話しましたが、CHI期間中にまず1stラウンドが開催され、そこで選ばれた3名が2stラウンドに進み、10分間のプレゼンを経て順位が確定します。
1stラウンドでは、SRCで発表する学生に加えて、学会参加者、審査員がZoom上で行われる2時間のセッションに参加し、発表者は自分の研究のアピールを行います。タイムゾーンの関係上、1人2回セッションに参加する必要があったので、合計4時間発表したことになります。
私の発表😇
セッション中は、複数のブレイクアウトルームが作られ、スライドやポスターを使って、各自が自由に自分の研究をアピールしていきます。質問や議論が審査員や学会参加者を含めて行われました。
自分の研究のストーリーを丁寧に発表する優秀な学生に圧倒され、大きな刺激を受けました。ハーバード大やカリフォルニア大、ジョージアテックといった世界のトップスクールの学生と交流できたことは本当に貴重な経験だと思います。
そしてやはり、英語が堪能で無いとかなりキツイと実感しました。私自身周りのディスカッションについていけなかったり、質問に上手く返答することができないことがあり、悔しい思いをしました。英語は喋れて当たり前であることを痛感、おかげで英語習得への意欲が湧きました。
私の発表は結果的に1stラウンドで終わってしまいましたが、1stラウンド時点で学部生枠で日本からの発表者は私だけで、そこは少し自信になりました。
このSRCで、間違いなく良い経験を参加することができました。執筆から発表まで、精神的にも体力的にもかなり大変でしたが、大きな刺激を受け、自分の課題を見つけることができました。この刺激をバネに、次の目標に向けて頑張っていきたいと思います。