CHI2021 Student Research Competition に参加した話_前半
CHI2021に参加しています。私にとって初めてのCHIです。
今回は学生ボランティアとStudent Research Competition(以下、SRC)の発表者として参加しています。
昨日、SRCの発表が終わったので、発表までの経緯を振り返りながら思ったこと/反省点を記録していきたいと思います。学生ボランティアについても落ち着いたら記事を書こうと思います(今はまだ仕事が沢山残っている😇)。
SRCに出すことは約1年前の去年の6月あたりに決めました。
研究インターン先のメンターの方がSRCのChairを務めることもあり、良い機会ということでSRCをお勧めして頂きました。
SRCの概要は以下のリンク先に詳しく書いてあります。
また、今年のSRCのChairであるJun Katoさんの記事がとても参考になります。私自身もこの記事を読んで参加したい気持ちが高まりました。
SRCは学部生と大学院生で部門が分かれています。そのため、学部生にとってはトップカンファであるCHIに参加できる可能性が高いと言えます。卒業研究を出すのに丁度良い機会でもあると思います。とても良い経験ができるので、学部生の方にとてもお勧めします。
私の研究内容は、WISS2021で発表したものと同じテーマになります。
ギターの演奏動画の制作支援に関する研究です。
https://dl.acm.org/doi/10.1145/3411763.3451521
SRCでは学生以外の共著者を含めることができず、単著で出すこととなりました。
今年の審査は以下のプロセスでした。
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[0st Round] Paper, Posterの審査
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[1st Round] Online poster presentation -学会参加者、審査員、学生達、とグループで行うプレゼン/ディスカッション
- [2st Round] Online oral presentation -上位3名による10分(+質問5分)のリアルタイムのプレゼン
初めの締め切りに追われている時の記事が懐かしいです。
https://blog.hatena.ne.jp/atarapi/atarapi.hatenablog.jp/edit?entry=26006613676710499
今回は単著ということもあり、スケジューリングを完全に自分主体で行っていたので、締め切り近くに徹夜で頑張ることになりました。おかげでド根性魂は鍛えられた気がしますが、やはり論文執筆は健康的に計画的にやっていこうと教訓を得ました。
そして無事に採択されました。正直、自信があまりなかったので、通知を受けた時はとても嬉しかったです。
次に実際に学会発表中の体験についてです。
長くなってきたので、後半の記事に移りたいと思います。