UX design week3 ‘Design Sprints’.
3週目の復習になります。
今週はデザインスプリント(Design Sprint)について振り返っていこうと思います。
デザインスプリントとはまず何かですが、5日間で高速でプロセスを回してプロジェクトのアイデアの価値を検証するプロセスです。Googleさんの傘下にあるベンチャーキャピタル部門GVが長年の開発を経て2010年に誕生したものになります。
実際にGVはデザインスプリントを以下のように定義しています。
The Design Sprint
The sprint is a five-day process for answering critical business questions through design, prototyping, and testing ideas with customers. Developed at GV, it’s a “greatest hits” of business strategy, innovation, behavior science, design thinking, and more—packaged into a battle-tested process that any team can use.
自分訳
スプリントは顧客と一緒にデザイン、プロトタイピング、顧客とのアイデアテストを通してクリティカルなビジベス課題に取り組む5日間のプロセスである。GVでの開発を経て、ビジネス戦略、イノベーション、科学への態度、デザインシンキングやそれ以外のことをいかなるチームでも利用できる実践的なプロセスに組み込んだ「ベストヒット(?)」である。
(自信ない)
デザインシンキングとの違いですが、デザインスプリントは短期間で1つのサイクルを回すという、デザインシンキングをより実践に活かせる具体的な手法に落とし込んだものになります。
授業では、実際にこのプロセスを実践しています。既存のサービスを選ぶ形で、私たち3人グループは「コストコ」を選びました。初めに数時間かけてコストコのマーケットリサーチを行い、次の日にはバンクーバーのコストコの現場に行って店舗を観察したり、お客さんに声をかけてインタビューをしたりしました(めっちゃ緊張した)。
リサーチや観察、インタビューから得られたKey Findingを皆んなでボードに貼り付けていきます。とにかく些細な情報でも書き出して、似ているものはカテゴリで分別していったり。
次に情報を整理し、そこから解くべき問題「How Might We~」を見つけ出します。
How Might WeはIDEOが提唱したもので、日本語だと「我々はどうすれば~~できるのか」という訳になります。現状ある課題に対してどうアプローチしていくのか、皆んなでブレインストーミングしていきました。広すぎず狭すぎず、退屈な発想にならないように柔軟に発想していくということが大切なようですが、初めて経験した私には正直難しかったです。
下記のブログの解説がわかりやすかったです。
デザインにおけるHow Might Weとは何か:具体例とその効果 - デザインダイアローグコペンハーゲン
📘️ Book Club:「How Might We」とは?アイデアを引き出すデザイン思考メソッド|noko|note
‘How Might We~’を出し終えた後、複数ある‘How Might We~’から皆んなで投票をしていき、1つの課題に絞りました。今週はここまでやりました。まだまだ途中の段階なので来週は上記の進捗について振り返られたら思います。
さらば。